2019-11-07 第200回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
また、昨年の委員の予算委員会におけます提案も踏まえまして、JICAの草の根技術協力事業におきまして、我が国の大学から提案のありましたケニアにおけるスナノミ症対策プロジェクトを採択をしたところでありまして、案件実施に向けてケニア側、関係機関との間でも調整中であります。 こうした取組を通じて、引き続き、我が国としてもケニアにおけるスナノミ症支援対策に取り組んでいきたいと。
また、昨年の委員の予算委員会におけます提案も踏まえまして、JICAの草の根技術協力事業におきまして、我が国の大学から提案のありましたケニアにおけるスナノミ症対策プロジェクトを採択をしたところでありまして、案件実施に向けてケニア側、関係機関との間でも調整中であります。 こうした取組を通じて、引き続き、我が国としてもケニアにおけるスナノミ症支援対策に取り組んでいきたいと。
三、我が国の成長戦略におけるODAの活用を進めるため、ODA案件に関する腐敗防止、コンプライアンスの強化、開発コンサルタントを始めとするODA関連事業者の業務環境の整備・改善に配意しつつ、官民連携の推進、東南アジア諸国等における経済社会基盤の整備・技術協力等相手国の実情に応じた支援の推進、研修員受入れ事業や民間連携推進事業における地方・中小企業を含む国内各地域の事業基盤・技術の活用、ODA案件実施の
具体的には、案件実施の是非を事前評価結果などから適切に見定めた上で、その上で案件を実施する、また戦略的、効果的な援助となるように、援助の選択と集中、プログラムアプローチの強化などの推進によって質の確保を図るべきであるというふうに思います。外務省さんのホームページを見ますと、そういった方向で検討がなされているというふうに出ておりますが、是非とも重ねてお願いを申し上げたいというふうに思います。
また、現在、債務削減を行いましたアフリカ諸国に対する円借款はアフリカ開発銀行との協調融資が原則でございますけれども、単独円借款の開始につきましても、借入国の債務の持続性や、また案件実施能力などを十分勘案した上で検討していきたいと、そういうふうに考えておりまして、引き続き情報収集等を進めていきたいと思っております。
いずれにしましても、これら現地の状況を十分に踏まえながら、また政府としてはJBICとも緊密に連携を取りながら、本案件実施については引き続き慎重に検討していく所存であります。
そして、そういう委託業務への参入につきましては、現在我が国の、NGOを対象とします我が国の日本NGO支援無償資金協力や草の根技術協力というものを活用した案件の実施や、あるいは外務省が実施をしておりますNGOの活動の環境整備の支援事業といったものを通じて、それぞれのNGOの専門性とかあるいは案件実施能力を高めて、そういった能力を高めて、これから一層こうした団体の受託能力というものが高まっていくというようにしていきたいというふうに
外務省といたしましては、これらの御指摘も踏まえて、もはや被供与団体に案件実施の意思がないということで、現地の裁判所の執行吏を通じまして資金返還請求を行っておるところでございます。 あわせて、本件につきましては、被供与団体の代表がセネガル国内で厳正な刑事上の処分を受けるべきであるという方針で臨んでおりまして、現在、セネガルの捜査当局が調べに入っておるということでございます。
この調査結果を踏まえまして、閣議決定等の形で政府としての案件実施を決めていく次第であります。 何にしましても、今後、こういった、例えば現地の在外公館であったりとか、新しい、独法化されるJICA等々で精査をさらに進めていく、こういうことが重要だと思っております。
また、案件実施後に、援助が真に効果を発揮しているか否かにつきましては公正で客観的な評価を行っております。 また、案件採択に当たりまして、綿密な事前調査や政策協議等相手国との対話の強化により、相手国が真に必要としておるODA事業の発掘や形成に努めております。 政府といたしましては、今後ともこうした努力を拡充し、援助の質の向上及び効果的で効率的な実施にさらに努めてまいりたいと思っております。
○高村政府委員 具体的に言えば、十分な事前調査や政策協議等を通じて相手国の真の開発ニーズに即した案件を発掘、形成するとともに、案件実施後における評価、フォローアップの充実等に引き続き努めていきたいと思います。また、異なる援助スキーム間の連携、他の援助国や国際機関との協調、NGOや地方公共団体との連携強化、民間活力の活用等にも引き続き取り組んでまいりたい、こういうふうに思っています。
パネルは、住民移転等に関するIDAの案件実施段階での対応が不十分であったとする内容の報告書を九五年六月に提出いたしました。同年八月、世銀側は、ネパール政府の案件実施能力への懸念などを理由として、本プロジェクトに対する融資の中止を発表いたしました。
この点について、本日は、公開の原則のもとでのODA案件実施の事前調査、実施段階、事後評価すべての段階におけるチェックの必要性について発言します。 事前調査における問題点については、一昨年のJICA汚職事件でその一端が明らかになりました。
(2) 政府開発援助につきましては、国民の貴重な税金等によって賄われているものであり、適正かつ効果的・効率的に行われるべきことは論をまたず、そのため政府としては、援助実施手続の各段階において従来以上にきめ細かい配慮をするとの考え方に基づき、事前調査の拡充、円滑な案件実施、評価の拡充・質的改善等に努めているところであります。
そういう考え方に基づきまして事前調査の拡充、円滑な案件実施、評価の拡充、質的改善等に関する具体的措置を現在鋭意検討中でございまして、速やかに結論を出したい考えでございます。
つい先般、名古屋大学の飯田先生などの学識経験者何人かにこの評価について現地に行っていただきまして、私どものやっておる評価というのが果たして身勝手でなくて公平にやっておるかどうかというようなものも現地で見ていただくというようなことをいたしまして、なかなか進歩は遅々たるものでございますけれども、できるだけ正確な、また喜ばれる案件実施ということに努力いたしておるところでございます。
○政府委員(橋本恕君) 御指摘のIO、つまりインプルメントオフィサーでございますが、これは海外経済協力基金が円借款につきましてフィリピンと借款契約を締結した後に、フィリピン側はこの当該援助実施機関の長などを案件実施に係る有効な署名権者といたしまして指定をいたします。それらの者をインプルメンティングオフィサーと呼ぶというふうに了解をしております。